▼出演者
倉沢英雄(22) 二宮和也
野崎さおり(23) 加藤ローサ
名和信介(47) 渡辺いっけい
松宮貞夫(54) 金田明夫
墨田修治(51) 浅野和之
田村初音(75) 野村昭子
倉沢美津江(49)樋口可南子
▼スタッフ
原作:Ten Things I Learned from Bill Porter(きっと「イエス」と言ってもらえる)シェリー・ブレイデイ著
脚本:寺田敏雄
プロデューサー:山崎恒成、杉浦美奈子
演出:吉田 健
医療監修(脳性まひ):高橋孝雄(慶應義塾大学教授医学部小児科学教室)
医療指導:今井 寛
制作:TBSテレビ
製作:TBS
みどころ
ドラマ『流星の絆』の好演が記憶に新しい二宮和也主演、感動ドラマ三部作の最終章。
第一弾・『少しは、恩返しができたかな』(2006年3月22日放送)での演技が評価された二宮は第15回橋田賞を受賞。
続く第二弾・『マラソン』(2007年9月20日放送)ではギャラクシー賞の月間個人賞(9月度)のほか、平成19年度文化庁芸術祭賞のテレビ部門で、俳優として初めて放送個人賞を受賞した。
シリーズ最終章となる今回は、生まれつきの脳性まひによる障害を抱えながらアメリカ北西部でセールスマンとして活躍したビル・ポーターさんの人生を描く。
彼は、脳性まひのため手足が多少不自由で、言葉がうまく話せない。誰もが働くことは無理だと言ったが、彼は決してあきらめなかった。「二度と来るな」と断られても、決してめげなかった。ノーと言われたら、今度はもっといい提案の仕方を考えよう。
朗らかで実直、前向きで暖かな彼の人柄に、やがて客はみな、心の扉を開く。
「誰の人生にも、障害など何ひとつない」と語る彼のひたむきさが心にしみる、感動のストーリー。
コメント
二宮和也
このスタッフの方々と作るドラマは3作品目なのですが、ライフワークみたいになってますね。本当に唯一っていうくらい監督にも何も言われないですし、共演者にも恵まれてやってこられたのは幸せなことだと思います。
「脳性まひの役って難しくないですか?」って言われますけど、そんなことはまったくなくて、脳性まひはひとつの“個性”として捉えています。もちろん苦労されている部分もあると思いますが、それでずっと生きている男の子の役なので。世間はそれをハンデと思うかもしれないけど、自分ではハンデと思わず演じようと思っています。
ただあまり美化しすぎるのはよくないなって思っているので、脳性まひがどういうものなのかを知ってもらうと同時に、その“個性”をどうやっていかしていけるのか、この作品を通じて学んでいきたいなと思っています。
樋口可南子
撮影に入る前に実際に障害を持った息子さんとそのお母様に会わせていただいたのですが、お母様のその明るさと強さ、そして息子さんのチャーミングな笑顔に胸うたれました。
今回のドラマの中の親子も障害を乗り越えていくとても強い絆の親子。本読みから役になりきっていた二宮君とこの素敵な親子を作っていくのがとても楽しみです。
山崎恆成プロデューサー
二宮和也君主演の感動ドラマ三部作の最終章です。
第一作の「少しは恩返しができたかな」ではユーイング肉腫という難病と闘いながらお母さんと二人三脚で東大受験をがんばった青年、第二作の「マラソン」では親離れして自分の意思でフルマラソンに挑戦した自閉症の青年、そして、今回第三作では、親から独立して経済的にも自立をする脳性まひの青年を演じてもらいます。二宮君が演じる青年の役は毎回成長し、演じる難易度もあがっています。前二作の演技ではさまざまの賞を受賞するなど各方面から絶賛されました。今回もまたさらなる素晴らしい演技を見せてくれるに違いありません。
このシリーズはお母さんと息子のドラマでもあり、毎回違ったお母さん役の女優さんと二宮君とが共演します。第一作は大竹しのぶさん、第二作は田中美佐子さん、そして今回は樋口可南子さんです。樋口さんは、最近では大河ドラマ篤姫のお母さん役が印象ぶかく、二宮君との共演も初めてで、どういう母親像をお作りになるか、とても楽しみです。
また、今回は初めて同じ職場で働く同年代の女性が登場します。加藤ローサさんです。主人公の生き方に啓発され、仕事で彼を支援する、よきパートナー役です。二宮君とどう芝居を作っていくか、これも楽しみです。 感動ドラマ三部作はいずれも実話をもとにしたドラマです。今回はアメリカで脳性まひという障害を持ちながら訪問販売でトップセールスマンになったビル・ポーターさんという方の話です。今から10年ほど前にアメリカのABCテレビの20/20という人気番組で紹介されると番組史上最大の反響がおこり、本も出版され、それがNew York Timesのベストセラーになり、テレビ映画も作られ、作品賞をはじめたくさんのエミー賞をとりました。
ビルさんが仕事を始められた頃はみんなに偏見の目で見られ、誰も買おうとしなかったけれど、毎日地道に一軒一軒文字通りDOOR TO DOORで歩いて商品(日用の雑貨)を丁寧に誠意をもって説明する姿は少しずつ理解され、販売員たちが誰も行かない地区で最初の年に最高の売り上げを記録しました。日本でテレビドラマ化するにあたって、ビルさんに二度ほどお会いしましたが、とても前向きで明るい方でした。長年ビルさんから品物を買っているお客さんの話も聞きました。もし、同情で買うのなら、一度しか買わない、長年たくさんの人がビルさんから買っているのは、ビルさんの人柄に打たれ、ビルさんを信頼し、ビルさんの扱う商品も信頼しているからなのだ、と。
ビルさんから日本の視聴者の方々にメッセージをいただきました。「みなさん、自分が何ができないかを考えるのではなく、自分が何ができるかを考えましょう。」とおっしゃっていました。そんなビルさんを日本に置きかえて、二宮君がどういう人間像を作ってくれるか、乞うご期待です。
スポーツ報知
二宮“奇跡の販売員”脳性まひでも成績トップ 実話熱演…TBS系「DOOR―」
人気グループ「嵐」の二宮和也(25)が、TBS系スペシャルドラマ「DOOR TO DOOR」(3月29日・後9時)に主演する。06年3月放送の「少しは、恩返しができたかな」、07年9月の「マラソン」に続く感動ドラマシリーズのラストを飾る第3弾。脳性まひという障害を抱えながら、トップセールスを記録し続けた訪問販売員を熱演する。
第1弾「少しは―」では、難病と闘いながら東大合格の夢をかなえた青年、第2弾「マラソン」では自立するためにフルマラソンに挑戦する自閉症の青年を演じた。二宮自身も「ライフワークみたいになってますね」と力を込める感動シリーズの最終章では、脳性まひのセールスマンという役に挑むことになった。
手足が不自由で、話すことも困難だが、ひたすら歩き回って、日用品の訪問販売でトップの成績を挙げた米国のビル・ポーターさんの実話に基づくストーリー。1997年に米ABCテレビのドキュメントで初めてビルさんの存在が紹介され、大反響を呼ぶと、本もベストセラーに。さらにテレビ映画はエミー賞作品賞も獲得した。
今回は舞台を日本に移して、二宮演じる主人公・倉沢英雄の奮闘を約2時間のドラマとして描く。「少しは―」では第15回橋田賞を受賞、「マラソン」では文化庁芸術祭賞のテレビ部門で俳優として初めて放送個人賞を受賞するなど演技力には定評のある二宮。撮影は1日から始まるが「脳性まひの役で難しくないですか?って言われますけど、そんなことはまったくなくて、ひとつの個性としてとらえています。もちろん苦労されている部分もあると思いますが、それでずっと生きている男の子の役なので。自分ではハンデと思わず演じようと思っています」と意気込んでいる。
今回のドラマ化に当たり、同局の山崎恒成プロデューサーはビルさんとも2度対面。ビルさんは日本の視聴者に向けて「自分が何ができないかではなく、何ができるのかを考えましょう」と呼び掛けている。
◆共演樋口可南子「素敵な親子を」 ○…母親役で共演する樋口可南子(50)は、実際に障害を持った子供とその母親に会ったという。「お母様のその明るさと強さ、息子さんのチャーミングな笑顔に胸打たれました。今回のドラマの中の親子も障害を乗り越えていくとても強い絆(きずな)の親子。本読みから役になりきっていた二宮君とこの素敵(すてき)な親子を作っていくのがとても楽しみです」ほかに二宮の同僚役で加藤ローサ(23)が共演。
ディリー・スポーツ
嵐の二宮 脳性まひセールスマン演じる
嵐・二宮和也(25)が、TBS系のスペシャルドラマ「DOOR TO DOOR」(今春放送)に主演し、脳性まひによる障害を抱えながらもセールスマンとして活躍する青年を演じることが31日、分かった。二宮は、2006年3月放送の「少しは、恩返しができたかな」で難病と闘いながらも大学受験に挑む青年を、07年9月放送の「マラソン」で自閉症に負けずフルマラソンに挑戦した青年を熱演。今回が、感動ドラマ3部作の最終章となる。
◇ ◇
シリーズ最終章となる「DOOR-」は、アメリカでの実話を基にしたベストセラー「Ten Things I Learned from Bill Porter」(邦題・きっと「イエス」と言ってもらえる)が原作。脳性まひのため、手足が不自由で、言葉もうまく話せなかったが、決してあきらめずに米・北西部でトップセールスマンとなったビル・ポーターさんの物語だ。
ドラマは、舞台を日本に移し、脳性まひの障害を持つセールスマン・倉沢英雄が、持ち前の熱意と人柄で、次第に人々の信頼を勝ち得ていく姿を描いている。母親役を樋口可南子、同僚役を加藤ローサが演じている。
「3作品目ですが、ライフワークみたいになっています」と語る二宮は「『脳性まひの役は難しくないですか?』と言われますが、脳性まひはひとつの“個性”としてとらえています。苦労されている部分はあるのでしょうが、それでずっと生きている男の子の役なので」と、熱演を誓った。モデルとなったビルさんも「みなさん、自分が何ができないかを考えるのではなく、何ができるかを考えましょう」とメッセージを寄せた。
第2弾の「マラソン」では、文化庁芸術祭賞テレビ部門「放送個人賞」を俳優として初めて受賞するなど、二宮の演技は高い評価を受けており、シリーズ最終章でも深い感動を呼びそうだ。
Web ザテレビジョン
実話を基にした感動ドラマ最終章! 二宮和也が脳性まひの主人公を熱演!!
TBSは今春、二宮和也主演で「感動ドラマ特別企画 DOOR TO DOOR~僕は脳性まひのトップセールスマン」を放送することを発表した。
同ドラマは、二宮が主演を務める感動ドラマ三部作の最終章。これまで二宮は、難病と闘いながら高校を卒業して大学に入学した主人公の生涯をつづった第1章「少しは、恩返しができたかな」('06年3月放送)、自閉症の青年が母親の愛情に支えながら42.195㎞のフルマラソンを完走した実話を基に描いた第2章「マラソン」('07年9月放送)と、難しい役をこなし、橋田壽賀子賞や平成19年度文化庁芸術祭賞のテレビ部門で俳優として初めて放送個人賞を受けるなど、評価を得てきた。
「感動ドラマ特別企画 DOOR TO DOOR~僕は脳性まひのトップセールスマン」は、生まれつきの脳性まひによる障害を抱えながら、アメリカ北西部でセールスマンとして活躍したビル・ポーターさんの人生を、舞台を日本に置き換えて描く。
倉沢英雄(二宮)は、脳性まひにより、手足が不自由で言葉もうまく話せず、働くことはできないとみんなに反対された。だが、「誰の人生にも、障害など何1つない」と諦めずに、ひたすら一軒一軒歩いて回り、商品の良さを伝えることに専念。その結果、1年後にはその地区のトップセールスマンになり、その後も売り上げナンバーワンを誇るようになる。
二宮は「このスタッフの方々と作るドラマはライフワークみたいになっていますね。“脳性まひの役って難しくないですか?”って言われますけど、そんなことは全くなくて、脳性まひを1つの“個性”として捉えています。ただ、あまり美化しすぎるのはよくないと思っているので、脳性まひがどういうものかを知ってもらうと同時に、その“個性”をどうやって生かしていけるかをこの作品を通じで学んでいきたいと思っています」と意気込みを語った。
また、このシリーズは母と息子のドラマでもあり、今回は樋口可南子が英雄の母・美津江を熱演。ほか、同じ職場で働く同年代の女性・野崎さおりを加藤ローサが、会社の社長・名和信介を渡辺いっけいが演じる。
「感動ドラマ特別企画 DOOR TO DOOR~僕は脳性まひのトップセールスマン」
今春、TBS系で放送
- Feb 01 Sun 2009 00:00
TBS 3月29日 21:00 「Door to Door」
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