Christineの窩

期待感が高すぎるせいで、がっかり！
今回の原作は松本清張の「白い闇」、「黒革の手帳」と関係が無いよ！まあ、別に「白い闇＋黒革の手帳＝黒革の手帳SP」に許せないわけではない、ただ、作品に壊れなければね。

一昨年、小倉の松本清張へ見学に行った。「点と線」のアニメ２回半ぐらい見た。楽しかった！彼は本格派の探偵小説家。探偵小説だけじゃなくて、歴史小説、論文も抜群。作品の数はね、一冊ずつ並ぶと、もう壁になったよ。記念館へ行ってみれば分かるよ。

そんなにレベル高い作品に基づいて作ったドラマ「黒革の手帳」、安心で見た。銀座女王と男性陣の対決、銀座女王と大阪悪女の対決、わ～緊張感が漂っていて、面白い。主役米倉涼子より脇役のほうが上手。特に大阪悪女は一番存在感がある。最終話手抜き感じがある。惜しい！

今回のSPはね、普通の「推理劇場」になっちゃった。説明不足、違和感がある箇所が多すぎ！肝心の推理ネタも面白くなくなったし、雰囲気もおかしくなっちゃった。まあ、そん～なに見る価値が無い作品ではないよ。「京都」、「十和田湖」の風景を見るだけで楽しかった。懐かしいなぁ、京都。あっ、一番印象深いのは京都のクラブ。風流ね。ただ、京都のクラブなのに、どうしてみんな東京弁？京都弁のほうがかわいいじゃん？？