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実は、全部母ちゃんからの情報なので、病院に何の記録もないし、全然証明できない。
だから、先生に疑われても仕様がない。
ただし、私は、母ちゃんの感覚を信じている。
ただの神経質かもしれないが、体に違和感を感じたのは事実だ。
そのことを確認する前に、手術同意書をどうしてもサインしたくない。
S先生にこう説明した。

母ちゃんは20年前の子宮頸癌のことを思い出した。
その時の先生は治療記録に薬物エネルギーのことを何か書いたらしい。
手術同意書をサインする前に、その時の治療記録を読んでくれないかなぁ~
小Y先生は、20年前の記録はどこかで保存しているけど、すぐ見付かれるかどうか保障できないし、昔の記録を探す前に、なんか申し込む手続きがあるらしい・・・
今の薬、医療技術は昔とは全然違うけど、命に関わることだから、その記録を読まないと、どうしても安心できない。

麻酔医とカウンセリングした。
先生に治療記録のことを相談した。
先生も私の意見と同じで、昔の治療記録を参考する必要がある。

会社に戻るつもりだが、例の治療記録はもう見付かった。
麻酔回復室に戻って、その先生と記録を調べてみた。
麻酔薬に対して記録がないが、母ちゃんはペネシリンにエネルギーがあることが分かった。
暫くすると、S先生が現れた。
2人で麻酔方法を色々考えた結果、局部麻酔に決めたらしい。

母ちゃんに報告して、オペのことを納得してもらった。
生まれて始めて、手術同意書、麻酔同意書をサインした。
手術を決めると、母ちゃんの血圧は高くなった。

16時に会社に戻った。
4時間有給を取るつもりだから、今日の勤務時間は20時ぐらいまで。
弟は先に母ちゃんのところへ行ってもらった。
弟からの電話によると、母ちゃんの様子は大丈夫そうだ。
譜面台を買い間違えちゃったから、母ちゃんに「馬鹿」に言われた。
「馬鹿」を言う余裕があれば、大丈夫でしょう(笑)

母ちゃんの夜食を買うついでに、弟は会社まで私に迎えてきた。
病室に到着するとき、母ちゃんは平安カードにある文字の読み方について、友達と電話した。
すべての力は電話で使っちゃったから、もう食事したくなくなったらしい。
平安カードのお経を暗記しながらずっとカードを握ってる・・・

今夜、母ちゃんは絶対眠れないと思う。
食べない、飲めない夜、母ちゃんは絶対耐えられないと思う。
明日早めに病院へ行ったほうが良い・・・
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    christ38 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()