Christineの窩

手術のため、前日の零時から食事も水も取れないことが分かると、今日早めに病院へ行かないと大変なことになると思う。
朝７時半、もう母ちゃんの電話が来た。
「何してんの？今日早めに来ると言ったじゃない！！」
はぁ～やっぱり、母ちゃんはまた暴れ将軍になった。

到着すると、
「お腹空いた！！ミルク飲みたい！！飲みたい！！飲みたい！！」もう病室に恐怖な空気が漂っている。
母ちゃんは、いつ手術できるか全然分からないから、お腹が空きすぎて、もう我慢できなくて、手術放棄つもりだった。

どうすれば良いか、全然分からなかった。
わがままの母ちゃんに対して、泣きたくたるぐらいすごい無力感を感じた。
長時間食事が取れないせいか、母ちゃんの血糖は78になった。
血糖を注射すると、前より落ち着いたけど、母ちゃんの機嫌がまだすごい悪いの。

「早くミルクちょうだい！手術は明日の８時からにしなさい！」
・・・
S先生のオペスケジュールと関係もあるから、今日手術しないと、来週になっちゃうかもよ。
「来週になっても良い、早くミルクちょうだい！もう我慢したくないの」
今日手術しないと、母ちゃんは死ぬかもしれないよ。私と弟は孤児になっちゃうよ。それでも大丈夫なの。
「そう。死んでも大丈夫。早くミルクちょうだい！」
もう・・・
ちょうどその時、おじさんとおばさんが来た。
助かった！！

ずっと不思議だと思った。
毎回親戚が来ると、母ちゃんはいつも妙に大人しくなった。
1分間前の様子と全然違うの（笑）
だから、おじさんとおばさんは帰るつもり時、「もう少し居てくれないかなぁ」、つい彼らに頼んだ。
「もう２人おばさんはすぐこっちに来るから」
あっ、それなら大丈夫かも。

親戚と喋ると、母ちゃんはもう大人しくなったけど、同室のおばさんはもう我慢できなくて、病室を換えた。
もう３人目（汗）
すごいなぁ～母ちゃん！

午後１時、マシンを使う病人が入った。
うちの暴れん将軍は絶対そのうるさい声に我慢できないと思って（母ちゃんは超うるさいのに）、看護婦長に頼んで、病室を変更する。
運が良くて、７階の3人部屋に変更できた。800元の自払い料金が要らなくなった。
そうすると、24時間の看護師を負担できることになる。
安心！安心！